お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件/感想/周回遅れの人生録

著者:佐伯さん イラスト:和武 はざの

★★★★☆

今回は「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」という本を紹介します。

小説家になろうで連載されている作品。著者は佐伯さんです。

分かり切っている事だが、クーデレヒロインのふと見せてくれるギャップは至高。

藤宮周の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。家族の繋がりに飢え、次第に心を開いて甘えるようになる真昼と、彼女からの好意に自信を持ちきれない周。素直でないながらも二人は少しずつ距離を縮めていく……

「小説家になろう」で絶大な支持を集める、素っ気なくも可愛い隣人との甘く焦れったい恋の物語。

以下、ネタバレを含む感想です。

 

主人公の藤宮 周はある日雨の中、ずぶ濡れでブランコに座っている椎名 真昼に傘を貸す。もう縁もないだろうと思っていた彼だが、お隣さんということもあり、彼女との交流が始まる。次の日に風邪をひき、看病をしてもらうことから始まり、おすそ分けのタッパー、掃除、通い妻。

そうして真昼と関わっていくうちに、彼女の魅力にどんどん惹かれていく。エプロンを着て髪を結ぶだけで伝わってくる圧倒的な嫁力はもちろん、欲しいものを聞かれたときに砥石をチョイスする感性。ぬいぐるみをもらった時にをふと見えた幼さ。おそらく家庭環境に端を発する寂しさ。

そういえば「駄目人間にされていた件」とあるが、どう見ても真人間に近づいている。彼の紳士っぷりもいい。生活力がゼロで、真昼にいろいろと世話を焼いてもらっているにも関わらず、悪印象を抱かない彼の振る舞いは物語の楽しみの一つだ

 

傍から見ればどう見ても付き合っている、というか半同棲している2人は見ていてとても甘酸っぱい。くっつくのは時間の問題だろう。この先も期待している。

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